会社への貸付金(会社側からすると役員借入金)と相続税対策更新日:2023年8月12日相続税・贈与税・遺言書会社の税金 概要 会社代表者や役員が相応の役員給与を貰いながらも、会社が業績不振で資金不足の場合には、代表者や役員が会社に対して多額の運転資金を貸し付けるということは、同族会社ではよくあります。 問題は、このような債務超過会社へ […] 続きを読む
遺産分割が確定していない場合の不動産収入(所得)の帰属者更新日:2022年1月24日相続税・贈与税・遺言書節税 遺産分割確定前 相続財産である不動産について遺産分割が確定していない場合、その不動産は各共同相続人の共有に属するものとされ、その不動産から生ずる収入(所得)は、各共同相続人にその相続分に応じて帰属するものとなります。 […] 続きを読む
一般社団(財団)法人、宗教法人、持分の定めのない医療法人に対して贈与・遺贈した場合、贈与税・相続税はかかるのか?更新日:2022年1月24日相続税・贈与税・遺言書 代表者又は管理者の定めのある人格のない社団又は財団に対する贈与又は遺贈(「贈与等」)は、その社団等を個人とみなして贈与税又は相続税(「贈与税等」)を課することになっています(相法66①)が、持分の定めのない法人(持分の […] 続きを読む
売買契約中に亡くなった場合の土地、株式の相続税(贈与税)評価と譲渡所得の取得費加算の特例更新日:2023年2月6日相続税・贈与税・遺言書 売買契約中の土地の相続税(贈与税)評価 現行の相続税(贈与税)評価 土地の売買契約締結後それが履行(売買代金の完済、所有権移転等)されるまでの間に、売主又は買主が死亡して相続が発生することはままありますが、その場合に、 […] 続きを読む
高額譲渡における個人と法人の関係更新日:2021年12月8日相続税・贈与税・遺言書会社の税金 ここでは時価よりも高い価格で売買が行われる高額譲渡について説明したいと思います。 高額譲渡における個人と法人の関係は、以下の4つの形式に分類することができます。 ①個人から個人への高額譲渡、②個人から法人への高額譲渡 […] 続きを読む
貸駐車場の相続税評価額と小規模宅地等の特例の適用の可否更新日:2022年7月29日相続税・贈与税・遺言書 自用地としての価額により評価 土地の所有者が、その土地をそのままの状態又は土地の所有者自らが土地に設備を施して貸駐車場を経営することは、その土地で一定の期間、自動車を保管することを引き受けることであり、一定の範囲の土地 […] 続きを読む
成年後見制度と小規模宅地等の特例に定める「生計を一にしていた」との関係更新日:2021年12月3日相続税・贈与税・遺言書税務判決・裁決 租税特別措置法では、個人が、相続や遺贈によって取得した財産のうち、その相続開始の直前において被相続人又は被相続人と「生計を一にしていた」被相続人の親族の事業の用又は居住の用に供されていた宅地等のうち一定のものがある場合 […] 続きを読む
遺産分割協議のやり直しと贈与税更新日:2021年11月17日相続税・贈与税・遺言書 民法上、共同相続人は、既に成立している遺産分割協議につき、その全部又は一部を全員の合意により解除した上、改めて分割協議を成立させることができると、最高裁平成2年9月27日第一小法廷判決(民集44巻6号995頁)は以下の […] 続きを読む
相続時精算課税とは?(令和5年度税制改正のポイント)更新日:2023年3月13日相続税・贈与税・遺言書 令和5年度税制改正のポイント ① 基礎控除(年110万円)の創設 相続時精算課税で受けた贈与については、毎年110万円(基礎控除)まで課税されませんし、毎年110万円(基礎控除)以下の贈与については贈与税申告が不要とな […] 続きを読む
親から安く土地を買ったら?(みなし贈与)更新日:2023年2月17日相続税・贈与税・遺言書 概要 ある人が時価2,000万円の土地を息子に500万円で譲ったとします。この場合息子は親から土地を買っています。タダでもらったわけではありませんから、本来の贈与ではありません。 しかし、土地を時価の半額以下で買って […] 続きを読む