夫婦間における贈与と名義預金(相続税と贈与税)更新日:2022年5月21日公開日:2022年5月14日相続税・贈与税・遺言書 名義預金とは 相続税の申告、課税実務においては、相続開始時において、被相続人名義以外の財産が当該被相続人以外の相続人等の財産として認定できるのか、あるいは当該相続人等に帰属していたのか問題となることが多いです。 その […] 続きを読む
一般社団(財団)法人、宗教法人、持分の定めのない医療法人に対して贈与・遺贈した場合、贈与税・相続税はかかるのか?更新日:2022年1月24日公開日:2022年1月8日相続税・贈与税・遺言書 代表者又は管理者の定めのある人格のない社団又は財団に対する贈与又は遺贈(「贈与等」)は、その社団等を個人とみなして贈与税又は相続税(「贈与税等」)を課することになっています(相法66①)が、持分の定めのない法人(持分の […] 続きを読む
二世帯住宅の敷地を相続した場合、小規模宅地等の特例は適用できるのか?更新日:2022年6月2日公開日:2021年9月3日相続税・贈与税・遺言書 概要 二世帯住宅(建物)が区分所有登記されているか否か、また、相続したものが配偶者か子供なのかを分けて考える必要があります。 下記の前提は、以下となります。 被相続人 父 相続人 母、子供 父と子供は生計別 土地の所 […] 続きを読む
どんな財産に相続税や贈与税がかかるのか?更新日:2021年9月13日公開日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書 相続税のかかる財産 相続税のかかる財産は、正味の相続財産になります。 「正味の相続財産」=「本来の相続財産」+「みなし相続財産」+「相続開始前3年以内の贈与財産」+「相続時精算課税による贈与財産」-「非課税財産」-「 […] 続きを読む
賃貸アパート、貸しマンションや貸しビルなどの貸家及び貸家建付地の評価(一時的に空室)更新日:2021年12月19日公開日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書 貸家の評価 賃貸アパート、貸しマンションや貸しビルなど賃貸している建物を「貸家」といいます。貸家の評価方法は次の算式のとおりです。 貸家評価額=固定資産税評価額×(1-借家権割合(30%)×賃貸割合) ※借家権割合は […] 続きを読む
生命保険金等の課税関係はどうなるのか?(所得税、贈与税、相続税)更新日:2022年5月9日公開日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書 (※1) 契約者以外の者が保険料を負担している場合には、税務上、その保険料負担者を契約者とみなします。(※2) 保険金等受取人が、被保険者の配偶者、直系血族又は生計を一にするその他の親族である場合に限ります。 満期保険金 […] 続きを読む
相続人が未成年者や障害者だったら?(未成年者控除、障害者控除)更新日:2022年2月14日公開日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書 未成年者控除 資産家が亡くなったとき、相続人が未成年者だと、さまざまな連中が、その相続財産にありつこうとするものです。しかし相続税では、未成年者を、手厚く保護しています。未成年者が法定相続人(制限納税義務者を除きます) […] 続きを読む
10年以内に父と母が立て続けに亡くなったら?(相次相続控除)公開日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書 例えば、ある人が父親を亡くした数年後に、今度は母親を亡くしたとします。そうした場合、父親の財産を相続した後またすぐに、母親の財産(父親の財産を相続したもの)を相続することになります。このように相次いで相続が起きることを […] 続きを読む
配偶者は相続税がかからないの?(1億6,000万円か、法定相続分まである配偶者の税額軽減)更新日:2021年12月19日公開日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書 配偶者の税額軽減の基本 配偶者は相続を受けても税金がかからないと、よくいわれます。本当の意味では、これは正しくはありません。しかし、課税されることが少ないのは事実です。配偶者の税額軽減という税金が安くなる制度があるから […] 続きを読む
相続税を多く納める人は誰なのか?(相続税の2割加算、孫養子)更新日:2021年12月20日公開日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書 被相続人が亡くなった際に、遠い親戚や血のつながりのない人が財産を取得することは、そう多いケースとはいえません。遺言によって財産を取得した血縁関係の薄い人が払う税金と、亡くなった人の家族が払う税金が同じでは不自然です。そ […] 続きを読む