相続、遺贈または贈与により取得した株式を売却する場合の取得価額は、元の所有者(被相続人、遺贈者または贈与者)の取得価額を引継ぎます。つまり、相続日・贈与日の時価は全く関係ありません。

 ただし、元の所有者がNISA口座を利用していた場合は、注意が必要です。被相続人(または遺贈者)が NISA口座を利用してい て、亡くなった場合、相続人の課税口座 (特定口座・一般口座)に銘柄が移管されますが、その際、 亡くなった日が相続人の取得日となり、 相続発生日の時価が取得価額となります。贈与の場合も同様に、贈与により、贈与者のNISA口座の残高を受贈者のNISA口座へ移管することはできません。受贈者の課税口座(特定口座・一般口座)への移管となり、課税口座で管理される取得価額は、贈与による移管時の時価となります。