消費税における小規模事業者に係る納税義務の免除公開日:2023年9月23日消費税 概要 消費税では、小規模事業者の納税事務の負担に配慮して、その課税期間の基準期間における課税売上高が1,000万円以下の事業者は、その課税期間における課税資産の譲渡等について、納税義務が免除されます(消法9①)。 こ […] 続きを読む
消費税における非居住者に対する役務の提供公開日:2023年9月16日消費税 概要 非居住者に対する役務の提供は一般的には輸出免税の規定が適用され、消費税が免除されます。しかし、非居住者に対する役務の提供であっても、次のものは消費税が免除されません(消令17②七、消基通7-2-1(11))。 ( […] 続きを読む
サラリーマンなどの給与所得者が死亡した場合の年末調整と相続財産公開日:2023年9月9日相続税・贈与税・遺言書 概要 サラリーマンなどの給与所得者で他に所得がない場合は、準確定申告が不要のことが多いです。収入先が勤め先での給与収入1つなら、会社などがその人の給与所得にあわせて、年末調整をしてくれるからです(所法190、所基通19 […] 続きを読む
現金勘定の残高がマイナスの場合は、税務調査でトラブルになる更新日:2023年9月4日会社設立会社の税金節税 概要 起業したばかりの人に多いのですが、試算表や決算書を作成してみると、現金勘定の残高がマイナスのことがあります。 実際の現金の残高がマイナスになることはないので、その状態で申告書を税務署に提出し、その後、税務調査が […] 続きを読む
人間ドックの費用を会社が負担する場合の課税関係公開日:2023年8月26日会社の税金 概要 福利厚生の一環として、次のような要件で実施している場合には、人間ドックの検診料を福利厚生費として会社の損金の額に算入することができます(所基通36-29、国税庁HP質疑応答事例「人間ドックの費用負担」)。 (1) […] 続きを読む
「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除」と「住宅ローン控除」はどちらか一方の選択適用公開日:2023年8月19日不動産の税金 概要 「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除(措法35①)」と「住宅ローン控除(措法41)」はどちらか一方の選択適用となります(措法41㉒㉓)。 それまで住んでいた住宅を譲渡するとともに、ローンを組んで […] 続きを読む
法人における譲渡する有価証券の帳簿価額の算出方法公開日:2023年8月12日証券・金融商品税務 概要 法人における譲渡する有価証券の帳簿価額は以下のように計算します。 1単位当たりの有価証券の帳簿価額 × 譲渡した有価証券の数 そして、1単位当たりの有価証券の帳簿価額の算出方法には、移動平均法と総平均法の2つの […] 続きを読む
政治連盟の会費は事業所得の必要経費になるのか?公開日:2023年8月5日節税 概要 政治連盟に支払った会費は、所得を生ずべき業務の遂行上直接必要な経費とは認められず、また、家事関連費であるとしても、その主たる部分が業務の遂行上必要であるともいえないため、必要経費に算入することはできません。 平成 […] 続きを読む
個人が土地建物を交換をした場合の譲渡所得の特例(固定資産の交換の場合の譲渡所得の特例)更新日:2023年8月4日節税 概要 個人が不動産を交換した場合、交換により取得した資産の時価で譲渡があったものとして譲渡所得の申告が必要となります(所法36①②)。 ただし、所得税法58条に規定する一定の要件を充足すれば、譲渡(所得)がなかつたも […] 続きを読む
太陽光発電による電力の売却収入は、どの所得になるのか?(雑所得、事業所得、不動産所得)公開日:2023年7月22日節税 概要 太陽光発電による電力の売却収入は、雑所得、事業所得、不動産所得になる場合があり、どの所得になるかを間違わないように注意をしましょう。 雑所得 サラリーマン等の給与所得者が太陽光発電設備を家事用資産として使用し、 […] 続きを読む