令和2年分の確定申告書の用紙の雑所得の欄に「業務」というものが追加されました。業務に係るものとは、副業に係る収入のうち営利を目的とした継続的なものをいいます。副業に関しましては、以前から事業所得なのか雑所得なのか争いが多かったのですが、今後は、原則として雑所得として取り扱うというメッセージが隠されているような気がします。副業を解禁する会社が今後増えることが考えられ、国税はあらかじめ牽制球を投げていると思われます。