節税>>節税する前に絶対知っておくべきこと

租税判例を研究すべき

 本当に節税を知りたいなら租税判例を研究すべきです。節税本なんか何冊読んでも、何にもなりません。法の範囲内かどうかは、税法を研究すれば良いのですが、それだけでは判断に悩む場合がでてきます。通達や質疑応答集を読み込んでも判断ができない場合があります。そのような場合でも、租税判例を研究していると直感で判断できる場合があります。私は租税判例研究会に所属しており(私が師事している先生は品川芳宣先生であり、とても尊敬しています)、重要な租税判例は、すべて当事務所でデータベス化しており私の頭の中にも入っております。重要な租税判例(1000ぐらい)が頭の中に入っていると、直感で「その節税が大丈夫かどうか」がわかるのです。
 なお、節税本を書いたり節税サイトを運営している人で真面目に租税判例を研究しているのは、私を含めて数人しかいないと思います。日本全体で10人はいないです。その理由は、真面目に租税判例を研究している立場の者からすると、節税なんてジャンルは邪道といえるからです。私が師事している品川芳宣先生が節税本を書くなんて200%ないでしょう。ただ、矛盾するようですが、真面目に租税判例を研究していないと節税は語れないのも事実なのです。私みたいに、真面目に租税判例を研究していながら、節税を語る異端児がいてもいいんじゃないかなぁと思っています。